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2013年5月7日火曜日

プランター栽培 スリット鉢の自作

近所の畑のスペースが狭くなってしまったので、プランター栽培も併用しようと思い、去年作った自作のスリット鉢をセッティングしました



スリット鉢は普通の植木鉢と違い、プランターなのに畑に植えたような根張りの仕方をする不思議な鉢で、ホームセンター等にも今では売っています


ホームセンターで買うと少し高いので、100均のバケツを買って来て自作しました

作り方は至って簡単です
ホームセンターのバケツにディスクグラインダーで切り口をつけるだけです
ディスクグラインダーは2000円くらいで売っていますが、なければ糸ノコギリでもいいです








少しわかりにくいですが、縦に切れ目が入っています
これが普通の鉢と違うところで、普通の鉢なら一番下に丸い穴が空いてあるか、もしくはメッシュのような水抜き穴が一番下の部分にあるかと思います



スリット鉢では縦に水抜き穴を作り、側面部からも水が抜けるようにします
もちろん底面部まで縦線はつながっていますが真っ二つにするようなつながり方ではなく、カーブしている部分までと言った具合の切れ込みです


土が入っているため底面の写真がないのでわかり辛いですが、、、





なぜ、縦にスリットをいれる事で根張りが変わるかというと、植物の根は太陽の光を避けて土の中に中にと潜る性質があります
畑で育てた場合、畝に光が当たるため根が土の中へと伸びるのです



スリット鉢の場合は横からも光が入るため普通の鉢のように根がサークリングしてクルクルと鉢の淵にそって丸くなり、根詰まりする事がほとんどありません
そのため、普通のプランターで育てるより少ない土で同じ収量を得る事が出来ます



しかも、水抜き部分が多いので、底に軽石や砂利を敷く必要はありません
そんなスリット鉢ですが、幾つか欠点があります
それは、水抜き部分が大きいので土が隙間からこぼれやすい事と、水はけが良いため水切れが起こりやすい事です


スリット鉢で栽培する場合は普通の鉢より水やりを少し多めにします
シシトウなどは水分が少なくなると辛くなり、食べられなくなるので特に注意が必要です





合掌作りで支柱を立てました。
畑と違いそんなに大株にはならないので支柱も畑より短いもので大丈夫です

収穫が楽しみです

2013年5月6日月曜日

トマト栽培 トマト豆知識

世界中で食べられているトマトですが、もともとの野生のトマトは食用ではありません
野生のトマトには毒があるのです

元々の原種のトマトは、南米原産で見た目は最近スーパーでも見かけるようになったマイクロトマトのような小さな実をたくさん成らせる植物でした



そもそも原種のトマトは、実が赤くなる植物ではありませんでした
人間が品種改良した結果、今の赤いトマトが出来たのです

今のトマトは野生のトマトの突然変異なのです

今でも、トマトには原種のトマトの名残があります
それは、トマチンという毒です

今のトマトは食用にするためほとんどトマチンは含まれていませんが、それでも緑の状態のトマトにはトマチンが少し含まれています
トマチンは完熟する過程でなくなるので赤いトマトは大丈夫です

今では品種改良が進みグリーントマトや調理用トマトなど多種多様です





植物は原種に近いほど野生の生命力を発揮しやすく病気にかかりにくいと言われています
トマトの場合は、小さなマイクロトマトが原種に一番近く、次いでミニトマト、
大玉トマトとなります

実際ミニトマトは初心者でも上手くできる事が多いですが、大玉トマトはそうも簡単にはいきません
病気も多く手間もかかります

マイクロトマトなんかは適当に茎を捨てていたらそこから根が生えて実がなっていたりします

野生の生命力は人間の想像より力強いですね






トマトの植え付け方法 トマトの横植え

トマトの原産地が乾燥した岩山がだということを書きましたが、乾燥したところで生きるためにトマトにはいくつかの生き残り戦略があります


その一つが倒れた茎からも根を伸ばし、茎全体から根が生えるという事です
その性質を活かして、トマトの横植えを行います




トマトの苗は、一花咲いたあたりが植えどきです
トマトは過酷な環境で生きるため、水を少なく与える事で、自分の子孫を残さないと危ないという危機感で実をたくさん付けます

そのため、苗の段階で少しいじめた方が良いです
つまり花が咲くくらいまで小さいポットで育てるわけです


次に、トマトの葉を落とします
ハサミで切ると細胞壁が傷ついて病気の原因になるので、必ず葉っぱは手で落として下さい




こんな感じで成長点と上の一枚は残します
根を張るエネルギーを残すために花は落とします


葉を落としたら一時間ほど乾燥させ、植え付けます

苗は横向きに、茎のところは薄く覆土して下さい
薄く覆土しないとトマトの茎から根が出ません

ポット部分は、畝をL字型に盛り上げてそこに覆土します



覆土が終わったら茎の上の部分に石で枕をします
これは成長点が土について病気になるのを防ぐためです




覆土が終わったら軽くその辺の石で重りをします
これは茎が起き上がって来るの防ぐためです

これで植え付けは終わりです
先端部分は、朝植えたら夕方ごろには上な立ち上がっています

水は軽く霧吹きで湿らす程度で大丈夫です

ちなみにこの横植え方は、奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんが発案した方法です

ピーマンとキュウリの栽培法

ピーマンとキュウリの植え付けを行いました


ピーマンとキュウリは同じ植え付け方をします

特にキュウリは、乾燥を好むし水分も好むという思春期の女子高生のようにむつかしい性質をもっています

そのために浅く植え、なおかつ水分も溜まりやすい植え付け方法で植えます





これはピーマンですが、真ん中の土が盛り上がっているのがわかるでしょうか?
これは根の上部を乾燥させるためです



少しわかりにくいですが、周りは円形に溝になっています
この溝には水が溜まりやすいく、なおかつ根の上部だけは乾燥しやすい
溝の上部とポットの上に出っ張らせている部分の土の高さは同じです



これが、ピーマンとキュウリのための特殊な植え方です

植物は元々の性質に合う環境を整えるとものすごいエネルギーを発揮します
人間はそのお手伝いをするだけですね



植物の事を知って、その植物がどうしたら喜ぶかを考えるのはとても楽しいです

植物は必ず応えてくれます




トマト栽培 トマトの原産地

畝に石灰を蒔いて2週間くらいしたので、トマトの植え付けをしました

トマトは、南米アンデスが原産地と言われており、野生のトマトはゴロゴロ石が転がるような岩山に生えています




おまけに、朝晩の温度差が激しく雨もほとんど降らないという過酷な環境で生きる植物です
どれだけ品種改良が進んでも、元々の性質だけはどうしても変えることができません

トマトの茎には産毛が生えていますが、あれは雨の降らない土地で空気中にある湿気や、朝露などを必死で取り込むための装置なのです

そのため、トマトはなるべく限界まで水をやらずに育てると、フルーツトマトのような糖度の高いトマトになります

逆に水をやりすぎると、加湿で病気になり生育は悪くなります
そもそも乾燥地帯の生き物を、多湿の日本で育てるので健全に育てるためにはいくつかの工夫をした方が味も収量も上がります

まず、マルチングは必須です
他の植物と違い、何日か晴天が続いたあとの乾いた畝に水をやらずマルチングしましょう




狭い通路ですが雨さえかからなければ健全な生育が期待できます
狭すぎて適当なマルチングになりました

出来れば雨よけの屋根をつけた方が良いです

次のブログで、いくつか特殊な植え方があるので紹介します

さらば我が畑


2年ほどただで使わせてもらっていた畑がついに埋め立てられる事になった
思い返せば、地主さんもまさか本当に開墾するなんて思っても見なかったのだろう

どこを掘っても大きなコンクリートのかたまりが出てきて、備中クワも曲がってしまい、クワを振るたびに火花が散る土地だった








しかも半分は砂利が敷いてあって何も植えられないような状態
でもこの砂利のおかげで色々と面白い事を試すことができた

砂利に、ピートモスを2割くらいと石灰を混ぜて液肥だけで育てると、トマトの生育がとても良かった

ピーマン、ゴーヤ、キュウリも育てたところ、軒並み健全な生育だった



半自然農法で草生栽培していた



参考にしたのは、礰耕栽培(れきこうさいばい)だった
これはコンクリートの穴の中に砂利を詰めて、野菜を植えるという半分は水耕栽培のような方法、斬新で感動した

しかし、コンクリートの穴がないので水切れを頻繁に起こしてしまう
そこで、ピートモスを混ぜて保水力を増したら上手くいった

それと、トマト栽培で有名な永田農法を参考にした

地面が硬いので、畝立てせずに植え穴を30センチほど掘りそこにかぼちゃを植えただけの栽培法も大量に収穫できた

そんな場所もついになくなり、残った場所は通路だけになってしまった


こちらの通路では、細々とトマトに栽培でもしようと思う











2013年4月30日火曜日

不耕起栽培 畑の畝立て その2

石灰を撒き終わったら、ヨウリンを撒きます
ヨウリンの量は、1m2あたり200〜400グラムです
火山灰土壌の場合は多めに400グラム
その他は200〜300グラムほどが良いです

ヨウリンは化学肥料と思われていますが、リンの鉱石を砕いたもので有機肥料です
リン酸だけは土壌を水と一緒に移動出来ないので、リン酸肥料をはじめに施しておいた方がよいです

ヨウリンは植物の根から出る、有機酸に溶けて効くため、与えすぎて根が痛む心配も少ないのと、土中に長く留まるので不耕起栽培にはとても良いです

骨粉もいいですが、骨粉の場合は石灰と一緒に撒布するのは控えた方がいいです
骨粉の場合もヨウリンと同量を目安に散布します





粘土質だったのでバーク堆肥を混ぜました
畜糞は根切り虫や、ヨトウ虫などの害虫を呼ぶもとになるので全面に施すのは避けた方が良いです
植物性の堆肥がおすすめです



不耕起栽培 畑の畝立て

 畑の畝立てをしました

ここで不耕起栽培を始めます


ほったらかしにされていた場所なので、雑草の枯れ草や種が大量に出てきたのと、
スギナの根がそこらじゅうに伸びていて、取り除くのが大変です

スギナが生えている場所は場合酸性土壌のため、石灰を大目に撒く必要がありそうです






雑草を取り除いたら、元肥と、石灰を撒き耕します
耕す前に巻いておくと自然に土と混ざり合うので手間が省けます

元肥に必要な肥料で、酸度調整にいちばん良いのは貝化石です
理由は徐々に土中に溶けて行くため、植え付けのたびに毎回耕して石灰を施さなくて良いためです。

しかし、貝化石は高いのとなかなかホームセンターには置いていないため、苦土石灰とカキガラ石灰を巻きました
カキガラ石灰も貝化石はのようにじわじわ効くので良いです

消石灰は水に溶けるため、流出が早く最初に施す石灰には適しません
しかし、水にとかしてジョウロでじゃがいもやトマトに与えると生育が良くなるので、追肥として使うようなイメージで買っておくと良いと思います


石灰の主類の違いについて軽く説明すると



苦土石灰➡苦土、というのは微量なミネラル分の事でじわじわ効きます


貝化石、カキガラ石灰➡有機肥料のため、一応は撒いた直後に植え付けれますが、根が痛む原因になる可能性があるので出来れば一週間ほど開ける方がいいです
苦土よりもさらに時間をかけてじわじわ効きます


消石灰➡水溶性で水に溶けるため一気に効きます。

酸度調整がうまくいかず酸性土壌になっているときは、水にとかしてジョウロで表面にまくと酸性調整できます

ほうれん草のようなアルカリ性土壌を好む野菜を育てるときに水にとかして与えることもあります









2013年4月14日日曜日

続 石垣づくり イチゴ編

石垣にイチゴを植え付ける栽培法

わざわざ大変な思いをして石垣を作ったのはこのため
どうしても石垣イチゴを作りたかったのです


石垣イチゴ発祥の地は静岡で、太陽の熱を利用してイチゴを甘く育てる特殊な栽培方法

石に貯められた太陽の放射熱が、夜間や寒い季節でもイチゴを寒さから守ってくれて
甘いイチゴができます


今でも石垣イチゴは静岡で盛んに栽培されていますが、
いまでは労力がかかるためほとんどがコンクリートの石垣で作られているそう


植え付け完了

本物の石垣で作った石垣イチゴはまれで今でも宮内庁に献上され、
天皇陛下も毎年食べられておられるそう


収穫が楽しみです



イチゴの薬効

イチゴは東洋医学では陰(体を冷やす)に分類される


つまり、陰気を養い、春~夏にかけての体にたまった陽気を散らす効果がある

春、頭がボーっとして眠たくなるのは春は陰から陽に自然界の気が移行するため、
体が陽気を調整しきれずに気逆(のぼせ)を起こしているためだ

いわゆる5月病と言われているものも、春は陽気に当てられ頭がのぼせるため
イライラや不安や焦燥感が起こりやすくなっているのが一因だ


そんな時はイチゴのように陰気を補ってくれるものを食べるとバランスがとれる


冷え症で、体がむくみやすい、色白の人は食べすぎないよう注意