近所の畑のスペースが狭くなってしまったので、プランター栽培も併用しようと思い、去年作った自作のスリット鉢をセッティングしました
スリット鉢は普通の植木鉢と違い、プランターなのに畑に植えたような根張りの仕方をする不思議な鉢で、ホームセンター等にも今では売っています
ホームセンターで買うと少し高いので、100均のバケツを買って来て自作しました
作り方は至って簡単です
ホームセンターのバケツにディスクグラインダーで切り口をつけるだけです
ディスクグラインダーは2000円くらいで売っていますが、なければ糸ノコギリでもいいです
少しわかりにくいですが、縦に切れ目が入っています
これが普通の鉢と違うところで、普通の鉢なら一番下に丸い穴が空いてあるか、もしくはメッシュのような水抜き穴が一番下の部分にあるかと思います
スリット鉢では縦に水抜き穴を作り、側面部からも水が抜けるようにします
もちろん底面部まで縦線はつながっていますが真っ二つにするようなつながり方ではなく、カーブしている部分までと言った具合の切れ込みです
土が入っているため底面の写真がないのでわかり辛いですが、、、
なぜ、縦にスリットをいれる事で根張りが変わるかというと、植物の根は太陽の光を避けて土の中に中にと潜る性質があります
畑で育てた場合、畝に光が当たるため根が土の中へと伸びるのです
スリット鉢の場合は横からも光が入るため普通の鉢のように根がサークリングしてクルクルと鉢の淵にそって丸くなり、根詰まりする事がほとんどありません
そのため、普通のプランターで育てるより少ない土で同じ収量を得る事が出来ます
しかも、水抜き部分が多いので、底に軽石や砂利を敷く必要はありません
そんなスリット鉢ですが、幾つか欠点があります
それは、水抜き部分が大きいので土が隙間からこぼれやすい事と、水はけが良いため水切れが起こりやすい事です
スリット鉢で栽培する場合は普通の鉢より水やりを少し多めにします
シシトウなどは水分が少なくなると辛くなり、食べられなくなるので特に注意が必要です
合掌作りで支柱を立てました。
畑と違いそんなに大株にはならないので支柱も畑より短いもので大丈夫です
収穫が楽しみです
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