2013年4月16日火曜日

雑草は地球を救う その2 カラスノエンドウ


春になると河川敷や空き地でよく見かけるこの雑草
その名もカラスノエンドウ(別名 ピーピー草)

子供のころにピーピー鳴らして遊んだ人も多いのではないだろうか


良く土手で見かける



たかが雑草と侮るなかれ
この雑草は地中で驚くべき働きをしている
春にはきれいな花を咲かせる



この雑草はマメ科で、マメ科の植物は根に根瘤菌という菌を共生させている

この、根瘤菌は空気中に漂っているチッ素を土中に還元させるのだ

つまり、カラスノエンドウが生えている土地は他の植物にとって、栄養豊富で肥えた土だという事
カラスノエンドウは他の植物に肥料をやっているようなもん

緑肥として、菜園でも有効利用できるため、フェアリーベッチという名で種も販売されている
(日本のカラスノエンドウとは近縁種)
すべてが有効に利用できる

しかもそれだけではなく、花や、新芽はおひたしにしてもおいしい
若いさやは、枝豆を小さくしたような見た目で、これも湯がいてマヨネーズをつけて食べると絶品だ

植物は、全力で身をささげる覚悟をもって、他者のために働いているのだ
人間も見習わないといかん

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